前回の件がばれたため、OSAMが口をきいてくれません。
でも、心配無用。ピアノの音さえあればいくらでも作れます。
また、仕掛けにこりすぎたため、フリーズする筐体が続出。
お店のインカムアップどころか、インカムダウンさせてしまいました。
そのため今回は基本に立ち返りました。
余りにもおバカすぎる作曲家、P.D.Q.Bach(1807-1742)?。彼の父のインベンションより第13番です。
クラシックと言われる音楽の作った人の中でも、この方をご存知だった方はカナリの偏屈野郎なのではないでしょうか。
確か元々は彼の父によって鍵盤の練習曲として作られたというインベンションの楽曲郡は、基本的に右手、左手の2声のみの構成が多いですが、やはりP.D.Q.バッハといえばコントラプション。「おらの父ちゃん、音楽については、な〜んにも教えてくんなかったよ」という楽譜の注釈は音楽的でありながら数学的でもあり、指示どおりでの演奏による転落を最大限に引き出していると思います。
もはやサスガとしか言いようがありません。僕のアレンジではその辺のフィーチャーは実現できないので、気に入ってくれた人は譜面などを探してみてはいかがでしょうか。正直カナリ体を痛めると思います。
もしも300年前にIIDXがあって、P.D.Q.バッハがIIDXの為の曲を作ったらこんな感じだったのかな、なんていう、古典派にしてロマン溢れるお話でした。
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